ロフト付き賃貸物件とは

ロフト付きの賃貸物件とは、一般的に天井が高く、二段構造になっている空間を指します。床面積の一部を高さのある空間として利用して、下部分と上部分で使い分けることができます。ロフトはベッドルーム、読書スペース、収納スペース、デスクスペースなど、様々な用途に利用することができて非常に便利です。

ロフト付きの賃貸物件は、一般的には天井の高さが2メートル以上であることが条件とされ、デザイン性やスペース効率の良さなどから人気があります。

ロフト付き賃貸物件のメリットとは?

ロフト付き賃貸物件のメリット

ロフト付きの賃貸物件には、スペースを効率よく使うことができるメリットがあります。また、ロフト付き物件は部屋の天井が高くなっていますので非常に開放感があり、ロフト部分を収納スペースや趣味の部屋としても活用することができるメリットもあります。

スペースの効率的な利用が可能

ロフトがあることで、床面積を有効に使うことができます。そのため、ロフトにベッドを置いて寝室を作ることで、リビングスペースを通常よりも広く確保することができます。

広々とした空間を体感できる

天井が高くなったり、窓が大きかったりすることで、部屋全体が広く感じられるため、居住空間をより広々としたものにすることができます。

デザイン性が高い

ロフトは木材を使ったおしゃれでナチュラルなデザインが多く、居心地の良い雰囲気を演出することができます。

静かな空間を確保できる

ロフトにベッドを置くことで上下階の間に遮音材を入れることで、音の侵入を防ぐことができます。そのため、静かな空間を確保することができます。

ロフト付き賃貸物件のデメリットとは?

ロフト付き賃貸物件のデメリット

ロフト付きの賃貸物件には、ロフト部分の天井が低いことや階段が急で危険なこと、音が響きやすいことなどがあります。またロフト付き物件は、天井が高いのでエアコンの風が届かないことが多く、夏は暑くて冬は寒いという特徴もあります。

ロフトの天井が低い

ロフトの天井は低い場合が多いため、頭をぶつけてしまう可能性があります。また、天井が低いことで圧迫感を感じる人もいます。

階段が急で昇り降りが怖い

ロフトに昇り降りする階段は急傾斜になっていることが多く、慣れるまでは怖く感じる人が多くいます。また、手すりがない場合もあるため、落下事故につながる可能性もあります。

夏は暑くて冬は寒い

ロフト付き物件は、天井が高く空間が広くなるため、エアコンの冷暖房の効きが悪くなります。また、エアコンの風がロフトスペースに届かないことも多く、夏は暑くて冬は寒い状態となります。

音が響きやすい

ロフトには床がないため、下の部屋に響きやすいというデメリットがあります。特に夜間の歩行音やドアの開閉音などが、下の階に響くことがあるため注意が必要です。

部屋のレイアウトや配置に制限がある

ロフトがあることで、部屋のレイアウトに制限が生じる場合があります。家具を置く場所や収納スペースなどにも限りがあるため、生活スタイルに合わせたレイアウトが難しい場合があります。

ロフト付き賃貸物件の住み心地は?

ロフト付き賃貸物件の住み心地

ロフト付きの賃貸物件は、住み心地が良いと感じる人とそうでない人がいます。一般的にはロフトがあることで、より広々とした空間を感じることができるため、住み心地が良いと感じる人が多いようです。

頭をぶつける、落ちそうになる

ロフトにはいくつかのデメリットがあります。たとえば、ロフト部分は天井が低くなるため、頭を打ってしまう場合があります。特にロフトをベッドとして利用しているケースでは、寝ぼけてロフトから落ちそうになることもありますし、ロフトへの上り下りの際に階段や梯子から足を踏み外すこともあります。

ロフトへの階段が急傾斜であったり、手すりがなかったりする場合もありますので、ロフト物件を契約する際は注意が必要です。

家具・家電の配置の制限

ロフト付きの部屋は家具や荷物の配置に制限があるため、スペースを有効活用するための工夫が必要です。ロフトの照明や換気にも気を遣う必要があります。

ロフト付き物件の家賃は高い?それとも安い?

ロフト付き物件の家賃は、一般的な他の部屋とほぼ同程度です。ロフトが付いているからといって家賃が高くなる、管理費が高額になるということはありません。

通常、賃貸物件の家賃は部屋の広さや間取り、築年数や駅からの距離などで決まりますので、広さや間取りが同じならロフト付きでもロフトがない物件でも、それほど極端に家賃が高くなるということはありません。

ロフトは荷物置き場や趣味のスペースに使うのがおすすめ!

ロフトは荷物置き場や趣味のスペースに使う

ロフトがある物件は、荷物の多い人や趣味のスペースを確保したい人に向いている物件と言えます。

トランクルームやレンタル倉庫の代わりとして使う

たとえば、荷物が多い人の場合、荷物を置くスペースを確保するために少し広い部屋を契約したり、部屋数を増やしたりすることがあります。

また、趣味のスペースを確保したい人も同様に、通常よりも広い部屋を選んだり、部屋とは別でトランクルームやレンタル倉庫などを借りる人もいます。

ロフトを寝室にすると住み心地が悪くなる

賃貸物件は広さや部屋数によって家賃が高くなりますので、ロフト部分を有効に活用することが重要です。逆に、ロフトを寝室に使おうとすると住み心地が悪くなる場合があります。

ロフトにはメリットだけではなく、デメリットもありますので、物件選びは慎重に検討されることをおすすめします。

ロフト付き賃貸物件に住んでみた感想

ロフト付き賃貸物件に住んでみた感想

ロフト付き賃貸物件に住んでみた感想は、ものすごく面倒で使い勝手が悪いという印象です。結局、1年ほどロフト付き賃貸物件に住んでいましたが、あまりにも使い勝手が悪く、デメリットしかなかったため、すぐに引っ越しをしました。それ以降は、ロフト付きの物件には住んでいません。

ロフトの昇り降りが大変

まず、ロフトの昇り降りが大変です。最初はロフトに布団を敷いて寝室として使っていましたが、夜中にトイレに行く時は本当に気を付けなければ、ロフトから落ちて大怪我する可能性があります。実際に危険な場面が何度かありました。

夏の夜はサウナ状態

夏の夜は、特に寝苦しかったです。空気が薄いのも影響しているのか、夏のロフトはサウナ状態で、本当にツラいです。暑くて眠れないのを我慢するしかありません。

ロフトで寝るのは無理

結論としては、ロフトで寝るのは無理と判断して、普通に1階部分で寝ていました。その後、ロフトは荷物置き場として使っていましたが、荷物をロフトに上げるのも大変で、ロフトにある荷物を1階部分に下げるのも大変でした。ちょっとした荷物を取るだけでも一苦労で、本当に面倒なだけでした。